5点免除
宅建業に従事している方であれば、宅建登録講習を受けることによって宅建試験50問のうち最後の5問を免除してもらえる制度(5点免除制度)です。具体的には、その年の宅建試験の合格点は50問中35点の場合、登録講習修了者は、45問中30点で合格になります。(5問は正解したとみなされる)
宅建業に従事している方とは?
不動産業者に勤めている方であれば誰でもこの制度を利用できます。
つまり、パートやアルバイトの方でも宅建登録講習を受けることができます。
ちなみに宅建登録講習を受ける場合、「従業者証明書の写し」が必要となりますので、もしなければ、店長などからもらいましょう。
宅建登録講習とはどのような講習か?
大まかな流れを言いますと、「受講申し込み」→「通信講習」→「2日間の授業(講習)」→「2日目の最後に修了試験」といった流れです。
まず、通信講習について、説明します。
宅建登録講習をすると講習のためのテキスト等が郵送されてきます。
一応、テキストや手引きなどを読むように指示されていますが、通信講座の流れだけを読めば十分です。
つぎに、2日間の授業です。
これは、指定された各会場にいって、授業をうけるわけです。その中で学んだ内容が後の修了試験に出題されるので、授業中はよく聞いておいてください。
最後は修了試験です。
試験と言っても、授業で学んだ内容がそのまま出題されるし、テキスト類を見ながら解答できるので、ほとんどの方が合格します。
そのためにも、授業はしっかり聞いておいてください。
宅建業者であれば、アットホームからチラシが来るので、来たらすぐに受講申し込みをしましょう!