解除条件は、条件が成就すると、法律行為(=契約など)の効果が解除される条件のことです。
例えば、「宅建試験が不合格だったら、毎月あげているおこずかい10万円をとめる」と言った場合、
宅建に落ちるまでは、「こづかい10万円はもらえます」。
しかし、宅建に落ちると、今までの契約(こづかい10万円もらう内容)が解除となり、それ以後、もらえなくなります。
これが解除条件です。
これと似た言葉に「停止条件」があります。
停止条件とは、条件が成就する(条件が整う)と、今まで停止してた契約の効果が発動する条件のことです。
例えば、「宅建試験に合格したら、10万円あげる」と言った場合、
宅建合格するまでは、「10万円をあげる」という効果は停止し、宅建合格すると、その停止がはずれて、「100万円あげる」 という効力が発生します。
この場合、「宅建試験に合格する」というのが、停止条件です。