特別徴収とは、住民税や社会保険料などを本来の納税義務者である個人から直接徴収し納付させるのではなく、当該納税義務者が得る給与や公的年金を支払う事業者(特別徴収義務者)が税金等を代わって預かりその徴収すべき税金等を納入させることをいいます。
国税の所得税の「源泉徴収」と似た徴収法です。
サラリーマン(給与所得者)の方は、給与を全額もらえるわけではないんです。
例えば、給与が30万円だとすると、その中の(所得税や住民税の分)が、給料から引かれて
(会社が給料から所得税等の分を徴収する)
サラリーマンの方の口座に振り込まれます。
このように、会社が税務署の代わりに徴収して、納付する形が特別徴収です。