(このページは、改正民法に対応しています)
危険負担とは、誰が「危険(損失)」を負担するか?ということです。
民法上、「債権者主義」や「債務者主義」という言葉があります。
宅建試験で出てくる事例は
建物の売買契約をした後に、その建物が売主買主どちらの原因もなく燃えてしまった場合、
その損失はどちらが負うか?
という事例です。
この場合、売主が損失を負担します。
この「売主が損失を負担する」=「債務者主義」というのですが、この言葉までは覚える必要はないでしょう!
覚えることは、上記事例の場合、「売主が損失を負担する」ということです。
さらにこれはどういうことかを理解していきます!
ここまで理解してこそ、宅建合格への道が拓けてくるわけです!
単に、「売主が損失を負担する」だけ覚えても試験で得点することは難しいです!
危険負担の事例で理解すること
まず、建物の売買契約をした後に、その建物が売主買主どちらの原因もなく燃えてしまった場合、
「建物が燃えてしまった」ので建物は滅失して(なくなって)います。
つまり、売主は、どう頑張っても建物を引き渡すことはできません。
たとえ再築しても、売買をした建物は世界に一つしかなく、再築しても全く同じ建物はできないからです。
そのため、売主の「引渡し債務は消滅」してしまします。
次に考えることは、買主の代金を支払う債務=代金支払い債務です。
これはどうなるか?
ここで出てくるのが
「建物の売買の場合の危険負担は売主が負担する」
というポイントです。
つまり、損失は売主が責任を負うことになるので、買主は代金の支払いを拒絶できます。
これは、「引渡し」と「代金の支払い」は対等の関係にあることから、引渡しができないのであれば、代金の支払いもしなくてもよいとするのが公平です。
このように理解しながら勉強を進めていきましょう!
これが合格するための勉強法です!
丸暗記学習や詰め込み学習といった「質の低い勉強」をしていても、覚えて忘れての繰り返しで、何年勉強しても合格できません。
そうならないために理解学習といった「質の高い勉強」をするわけです!
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「勉強量」よりも「勉強の質」に焦点を当てて勉強をしましょう!
そうすれば合格できます!
でも、宅建の教材で、質の高い教材がないのも事実です。
これは市販も予備校も残念ながら同じです。。。
もちろん、司法試験などの教材や、その法律に特化した本であれば質の高い勉強ができます。
しかし、調べるのに時間がかかるため非効率、、、、
そんな方のために、個別指導があります!
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次こそ、宅建合格を果たして一緒に喜びましょう♪