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期限の利益とは?

まず「期限」とは、「お金を借りた場合の返すまでの期間」や「不動産を売った場合の不動産を引き渡すまでの期間」を言います。
お金の借主としては、この期間が長い方が余裕があっていいですよね!不動産の売主も、引渡しまでの期間が長い方が余裕があっていいはずです。
この期間を、一つの利益として考えるので「期限の利益」という言い方をするわけです。

もう少し詳しく分かりやすく解説します!
例えば、あなたが、銀行から100万円を借り、1ヶ月後に返済する契約をしたとします。
その場合、あなたは、1ヶ月間100万円を自由に使える権利を持つ訳です。
この「1ヶ月間100万円を自由に使える権利」が期限の利益ですね!
銀行から、借りた20日後に返して!と言われても、あなたは「あと10日間は自由に使える権利があるので返しません!」と期限の利益を主張することができるわけです!

期限の利益の放棄

宅建試験では、「期限の利益の放棄」という言葉も出てきます。
これは、上記事例で言えば、あなたが20日後に100万円を返済した場合、「10日間自由にお金を使える権利」を放棄したことになります。
これが期限の利益の放棄です!
このようにシンプルに考えれば簡単ですよね!

期限の利益の喪失

あることが原因で期限の利益がなくなってしまうことを言います。
例えば、上記事例で、あなたが、銀行から100万円を借りたとき、年収600万円と銀行に伝えていましたが、実際は年収200万円だったことがバレてしまいました。。。
つまり、嘘をついていたわけですね。
こんな場合、もともと1ヶ月後に返済する契約だったとしても、虚偽記載を理由にすぐに返してください!
という事になります。
これによって、あなたは、すぐに返済しないといけなくなり、「期限の利益を喪失した(失った)」ことになります。

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