追認とは、取消し出来る行為(契約)を、後になって、確定的に有効にする意思表示を言います。
例えば、未成年者が、親(法定代理人)の同意なく、勝手に(単独で)アパートを借りる契約をしたとします。
この契約は、取消すことができます。
この場合、親が、追認すると、もう、取消すことができなくなり、確定的に契約が有効となるわけです。
■ちなみに、未成年者(原則、20歳未満の者)は追認できません。(=追認権を持たない)
しかし、契約した当時は未成年者だったが、その後、時が経ち、現在、未成年者でない者(成年者)は追認することができます。(=追認権を持つ)